『結納品の納め方、流れについて』
男性側: 仲人様を迎える、部屋にご案内し福茶と和菓子でもてなしをする
その時に御祝儀を出し本日の結納品の納めをお願する
結納品を乗せてから車はバックしないようにする
相手様へ電話を入れ、約束の5分前後につくように先方へ到着後、仲人又は父が、樽飾りかお酒を先頭に先様へ向かいます
女性側: 男性側が到着しますと、女性側では近迎えの方(本人、両親以外の方)が玄関先でお迎えします、本人両親は玄関中程(廊下)で迎える
仲人 「本日は結納品をお届けに参りました、床の間を拝借させて下さい」
(仲人がいらっしゃらない場合は父が)
女性側: 「お待ちしておりました、どうぞ」と床の間へご案内して下さい
(結納品が並べ終わるまで別部屋でお待ち下さい)
男性側: 仲人・父は結納品を箱から出し、床の間に並べます
仲人 結納品を床の間に並べ終え、男性側は先に定位置にすわり、女性側を呼びに行き「飾りつけができましたので、ご挨拶させて頂きます」
(仲人がいらっしゃらない場合は父が)
○結納式での注意点
・結納式では座布団は使いません
・座る位置は納める側が下座に座る(地域によって違う場合があります)結納式の後の祝膳では、納める側が上座に座ります。
<口上>
仲人: (扇子を前に置き)一礼して
「この度御両家の御縁談が相整いましておめでとうございます、本日は
誠に吉日でございますので、結納品及びお土産の品々をお納め願いたく持参致しました。幾久しく目録をお確かめの上お納め下さい。」
(目録を差し出す)
・仲人がいない場合は省略
家族での口上: (扇子を前に置き)一礼して
「本日は吉日でございますので、私どもの心ばかりの結納品をお納めさせて頂きたく持参致しました、目録をあらための上幾久しくご受納くださいますよう、よろしくお願い致します。」(目録を差し出す)
女性側: お礼の挨拶
「誠に丁寧なるお言葉をありがとうございます、その上けっこうな品々ありがたく幾久しくお受け致します、誠にふつつかな娘でございますが、どうかよろしくお願い申し上げます。」
仲人: それではここでお二人のご婚約の印として、○○君より○○さんに指輪の贈呈を。飾ってある指輪を仲人が彼の前に指輪を持っていき彼は彼女の薬指に婚約指輪をしてあげます。
両家の皆で祝福してあげる。
仲人: 「本日は御両家様とも誠におめでとうございました、これも持ちまして結納の儀式をとどこうりなく納まりました、あめでとうございました。」
※こちらは一般的な結納式の流れですが、地域によって違う風習がある所もあります。